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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.17『心の溝を埋める』
¥100
服薬以上に治療効果のある柔和な人間の輪はどのようにして作られるのだろう。 柔和謙遜な人を沢山集める必要があるのだろうか? 何か特別なルールが厳しく守られなければならないのか。 私は初め、そう考えて自然豊かな農村に精一杯暮らしやすい家屋を建てた。 今の我が家は惠泉塾でもなければ牧師館でもない普通の家庭にすぎない。 たまに焼き鳥屋にも行くし、春の青空の下で弁当を広げることもある。 今、札幌で老夫婦二人が平凡な昔の生活に戻って、 もっと単純な健康回復の道を発見した。 主人と共に自然体で安心して自由に暮らす妻の姿の中に。
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聖翼の蔭5号 人生の恩人たち
¥500
小冊子「聖翼の蔭5号 人生の恩人たち」
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.18『人生の恩人たち〜塚本貴美姉〜』
¥100
彼女は若いころ、夏目漱石の家に下女奉公に入って 文学修行をしていたことがあった。 京都で許婚のある大学生と駆け落ちして 早く恋人と死に別れた後は、 女の細腕で二人の子供を育て上げた。 「私にはもう時が無いのです。無駄なことをしてはいられません。 木目のつまった堅い木に五寸釘をしっかりと打ち込みたいのです。」 「いいですか、水谷さん。 あなたの出番はまだまだなのです。 それまで忍耐強く準備をしなさい。」 彼女はこぶしを握りしめ、 私を睨むようにして身を震わせて語って聞かせた。
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.19『依存体質は克服すべきか』
¥100
アルコール依存とギャンブル依存。 テレビ、漫画、インターネット、ゲーム。 一種の現実逃避の手段である。 それらは皆、仮想現実の世界に誘う。 彼らは、それらに飛びつき、すがりつき、一時の慰安を味わった。 依存症のおとなは職場を失い、経済は破綻し、 家庭は崩壊し、家族は路頭に迷う。 そうした中で育った子どもの心の傷は深く、癒され難い。 家族が背負わされた借金は高額である。 依存心は克服すべきものだ、と世間は考える。 しかし、聖書の教えは違う。
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.20『聖書が語る死生観』
¥100
日本キリスト召団の葬儀で毎回朗読されるあの文章。 聖書の真髄ともいえる「聖書が語る死生観」がはじめて丁寧に解説されます。 また、この世の葬儀とは違う、クリスチャンの葬儀についてわかりやすく書かれた文章「私たちの葬儀の特徴」も加わって、 人生の振り返りをしたい方も、これから人生を歩んでいく方にも、とっておきのニュースレターになりました。 ---------------------------- クリスチャンの人生日記には 誰も知らない密ひそかな「愛する物語」が綴つづられています。 彼はその為に耐え難い苦労を忍び、 這いつくばるようにして生きながらえ、 その為に力尽きて死にました。 死後、その日記が紐解かれて陽に晒される時、 必ず大きな感動が私たちの魂を揺さぶるのです。
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ニュースレター「地の塩 世の光」No.21『人生の恩人たち~芸者桃吉姐さん~』
¥100
私が捜した素人下宿はまだ始めたばかりで…主人は40 歳代の細面の美しいご婦人で、数年前までお座敷に出ていた芸者だった。 「着たいものは着た、食べたいものは食べた、見たいものは見た、お金も思いきり持ってもみた、もうしたい放題をし尽したのだから思い残すことはない。」 彼女は私の差し出す安い下宿代を無視して、毛蟹や高価な海老など、 季節に合わせて料亭なみの山海の珍味を料理して食卓に並べた。 私がせがむと、昔の座敷着を箪笥から出して着て見せ、三味線をつま弾いて小唄を歌って聞かせ てくれた。 この小母さんの体験談は ちょっと聞けない珍しい話に満ちているか も知れません。
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ニュースレター「地の塩 世の光」No.22『沈黙の静けさと安らぎ』
¥100
明るく楽しく賑やかに過ごす時間は誰の心にも喜びをもたらす命の洗濯になる。 外向的で根明かの人は、そんな時、人気者で、もてはやされる。 本物の賑わいの魅力は、そんな所にはない。 世の中は派手な目立つ人ばかりではない。地味で内向的な人も多い。 よく知れば皆、それぞれに個性的で魅力的である。 それが一堂に集まって個性を奏でる。 それをこそ賑わいという。 それが家庭であれば有難い。それが職場にあれば猶嬉しい。 それを私たちが暮らす地域社会にも求めたい。 日本全体に求めることは到底無理なのだろうか?
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.23『人生の恩人たち〜彼女〜』
¥100
彼女は物静かで思慮深い女性だった。 彼女の贈り物はいつも心がこもってい た。 彼女は私を愛していた。 私を喜ばせるためになら犠牲になることを厭わなかった。 私が結婚する気持ちになるまでいつまでも待つとも言った。 しかし、結婚というものが私には耐え難かった。 …私の内にはどこを 探しても人を愛する温かい血が流れていないのだ。 私は自分に絶望していた。
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.24『戦争と平和』
¥100
大小問わず、平和を乱す対立抗争の根本原因は… 利己主義(エゴイズム)にあるだろう。 社会を構成する個々人の生きる根本動機を 利己から利他へと転換させる作業が先決だと考える。 それは教育者の仕事、宗教家の仕事、そして一家の長の仕事である。 家庭の食卓で人生論をまともに語る父親はいるか? まして女性を大切にしろ、と性教育する父親はいるか? 職場で働く楽しさや社会貢献する意義を教えている父親はいるか?
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ニュースレター「地の塩 世の光」 No.25『人生の恩人たち~入江正信弁護士~』
¥100
先生は大吟醸などはお飲みにならない。 お好みの酒の条件は 「ライト」「スムーズ」「フルーティー」。 「越乃寒梅」や「八海山」… 「大雪渓」や「真澄」 私は先生から御教授頂いた「日本の食文化」について、 思い出す限りここに披露して、 先生の遺徳を偲ぼうと思う。 それは先生がまだお元気な頃、 7 年間、 毎月一晩ごと続けられた。
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ニュースレター「地の塩・世の光」No.26『人生の恩人たち~献身への道のり~』
¥100
見合いの相手が待っていた。 目鼻立ちがはっきりして都会風にあか抜けした… 彼女はテレビ好きで海外旅行やスキーが趣味だと言う。 「あなたは世俗の生活を楽しむ女性ですね。」 午前3 時、祈りの中で…声があった。 「あれがお前のために私が用意した伴侶である。」 「私に従うなら、結婚に至るすべての道は私が整える。」 畳み掛けるように主が言われた。
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ニュースレター「地の塩・世の光」No.27『献身への道のり~愛する心~』
¥100
私は毎週土曜日の午後、 一時間半、車を走らせて少年院に通った。 鍵束を腰にぶら下げた係官が二人、 教室の後ろに立っている。 坊主頭の少年たちは 冷たく緊張してこちらを見ている。 私はいつも高校でしているように 一人ずつ名前を呼んで出席を取り、 初めに彼らの常識を覆くつがえすような話をした。
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ニュースレター「地の塩・世の光」No.28『未知の人との助け合い』
¥100
私たちの沖縄のクリニックやデイ・ケアの仕事、 丹波と余市のマリア奉仕会の仕事は 神の愛に基づいた信仰活動で、 受益者は無料で治療や看護、介護、その他の奉仕が受けられる。 働く私たちを通して神が関わると、 親子の断絶が和解に導かれ、 孤独な老人が子や孫に囲まれて楽しく暮らすようになり、 ボケた頭が正常を回復し始め、 健康な会話が復活し、 台所に立って調理を再開するではないか。
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